“絣全般” に関するQ&A
Q : インジゴ染と藍染
A : 正藍染めは厳密に言うと、微生物に植物が持っている染料分を抽出させるので、一日に染められる糸量は限定されます。 本当は、200反(約130kg)を一ヶ月で染めるとすると、100リットルの甕が8つあたりが限界でしょう。12個の甕が在っても充分ではありません。 しかもインジゴは6回位で発色を求めるに対して、正藍は20回以上絞らないと濃い色はでません。 一反染める為に数万円の労賃が掛かるのは、こういった事情によるものです。 

 弊社では、普段着の領域が備後絣の持分と心得、見た目に正藍と差が付かない精度の色出しでインジゴと表記しています。 インジゴピュアーという染料成分に違いが無いわけですから。 正藍は、タデ藍という植物成分、インジゴピュアー以外のくすんだ成分が、インジゴと違うところです。 デニムも殆どは、このインジゴです。
Q : 染は何ですか。
A : インジゴ(科学染料)
直接染め(科学染料)・・・一般染色の半分以上がこの分類の染料です。
反応染料(科学染料)・・・薄い色の再現性に優れています。
Q : 絣の糸使い、厚さは?
A : 昔から、盛夏の蒸し暑さをしのぐために極力、薄い仕上げをするのが一般的です。 日本独特の折膝姿勢の為にも薄くなければ腰痛を起こします。 この弱さは、小麦ノリなどで補うのが、浴衣などにみられるやり方です。 弊社の絣は、6%縮ませてありますが、何十回か洗濯するともう4%縮みます。

 昭和の時代、粗悪に走った絣では、見た目に判らないように、最終の糊付け整理加工で布を強めに張って伸ばしているもので、15%縮んだという話も聞きますが、生機(織りあがったばかりの布)では普通10%を目安に縮みます。 綿の繊維は元来、こういう性格があるものなのです。

 そして、16番手と20番手単糸でインチ間に55本、45本が規格で、浴衣の時期が終わる頃がお召しになる適期です。なお、広幅385mm着尺では多くが8%くらい多く打ち込んでおります。
Q : 質問内容
A : 回答